著者
谷中 昭典 田内 雅史 山本 雅之 兵頭 一之介
出版者
日本補完代替医療学会
雑誌
日本補完代替医療学会誌 (ISSN:13487922)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.9-15, 2007
被引用文献数
1

ブロッコリーの芽に含まれるスルフォラファン (Sfn) は,酸化ストレス応答転写因子 nrf2 を活性化することにより,細胞内の抗酸化酵素群を誘導し,酸化ストレスによる細胞障害を防止し,<i>in vitro</i> において抗 <i>H. pylori</i> (Hp) 作用を発揮する.我々は,Hp 感染マウス,およびヒト Hp 感染者において,Sfn 含有食品であるブロッコリースプラウト (BS) の摂取により Hp 胃炎を予防しうるか否かについて検討した.その結果,BS 投与によりマウス,ヒト両者において,Hp 菌数は減少し,胃炎は軽減した.以上より,Sfn 含有食品である BS の摂取により,Hp 胃炎の軽減効果が確認され,Sfn による胃癌予防効果が示唆された.<br>

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@rusanashin 親族関連で調べたことがあったんだ 一応信用できる情報 https://t.co/6xepPfhHyF H.pylori=これピロリ菌のことー
こんな論文どうですか? スルフォラファン含有食品,ブロッコリースプラウト摂取による H.pylori 胃炎軽減作用と胃癌予防の可能性(谷中 昭典ほか),2007 http://t.co/hAY5lSaR

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