- 著者
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吉水 守
木村 喬久
- 出版者
- The Japanese Society of Fish Pathology
- 雑誌
- 魚病研究 (ISSN:0388788X)
- 巻号頁・発行日
- vol.20, no.2, pp.243-261, 1985
- 被引用文献数
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4
特異抗体感作 staphylococci を用いた coaggulutination test の細菌性およびウイルス性疾病迅速診断への応用について検討した。病魚の腎臓あついは患部の加熱抽出液を抗原とする coagglutination test によりサケ科魚類の細菌性腎臓病, セッソワ病, ビブリオ病およびコイ科魚類の"穴あき病"の迅速診断が, また病魚の内臓ホモゲナイズ濾液を抗原としてIPNの迅速診断が可能であった。さらに本法により自然凝集性 A. salmonicida の血清学的識別, V. anguillarum およびIPNの血清型別も可能であった。