著者
笠井 俊二 赤池 敏宏 国元 武彦 新田 和男 宮田 暉夫
出版者
JAPANESE SOCIETY FOR ARTIFICIAL ORGANS
雑誌
人工臓器 (ISSN:03000818)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.327-330, 1983

コラーゲンは生体親和性に優れており、一方、ムコ多糖は陰性荷電、高含水率を有するヒドロゲルの性質から抗血栓素材として期待される。そこで今回我々はコラーゲンームコ多糖からなるhybrid matrixをin vitroで作製し、血小板粘着抑制活性、生体親和性に優れた素材の開発を目ざした。コラーゲンービアルロン酸からなるmatrixは血小板の粘着を強く抑制し、またこのmatrix上では線維芽細胞の増殖が良好であった。これらの結果から、コラーゲンームコ多糖からなるhybrid matrixは生医学材料として有用であると思われる。

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こんな論文どうですか? コラーゲン‐ムコ多糖からなるハイブリッド多相系生医学材料‐血小板粘着阻止活性と生体親和性の評価(笠井 俊二ほか),1983 https://t.co/quuUrthpoR
こんな論文どうですか? コラーゲン‐ムコ多糖からなるハイブリッド多相系生医学材料‐血小板粘着阻止活性と生体親和性の評価(笠井 俊二ほか),1983 https://t.co/4PvEPVXQu7
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