著者
山口 正志
出版者
昭和大学学士会
雑誌
昭和医学会雑誌 (ISSN:00374342)
巻号頁・発行日
vol.40, no.5, pp.621-627, 1980

近年の医学の急激な進歩により感染性疾患による死亡率が激減し, 遺伝性, 体質性, 先天性疾患による死亡率が徐々に増加している.<BR>現在遺伝性疾患は約3, 000種類近く報告されている.<BR>今回著者は過去2年2カ月間に亘り遺伝相談センター (東京市が谷) に於て実際に相談にたずさわった155例をまとめ報告した.<BR>内訳は, 近親婚がもっとも多く24例, 続いて精神分裂病・そううつ病が20例, 精神薄弱が15例, 口蓋裂・唇裂が14例の順であった.内興味ある3, 4例について詳述し遺伝相談の必要性を強調した.

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