著者
安部 国雄
出版者
The Anthropological Society of Nippon
雑誌
人類學雜誌 (ISSN:00035505)
巻号頁・発行日
vol.89, no.1, pp.71-84, 1981
被引用文献数
1

著者は1978年12月と1980年1.月に南インドのNilgirisに住む諸部族の調査を行なってToda-男31女42,Kota-男55女35,Kurumba-男38女42,Irula-男48女70の合計361人の形質人類学的資料を得た。その結果から各部族の生体計測学的特徴を明らかにすると共に,各部族間の形質の比較検討を行なった。Todaの形質は南インドに古くから住むKurumbaやIrulaとはかなり異なっており,IrulaはTodaと最も対照的な形質を有する。Kurumbaの計測値や示数はIrulaと非常に近似しており,この2部族は同一の種族に属すると考えられる。Kotaの主な計測値や示数はTodaと他の2部族の中間にあって,このことからKotaは嘗てTodaの1支族がKurumba或はIrulaと混血した部族であると考えられる。

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