著者
佐藤 貞雄 斉藤 工 大柳 康
出版者
The Society of Polymer Science, Japan
雑誌
高分子論文集 (ISSN:03862186)
巻号頁・発行日
vol.48, no.1, pp.57-59, 1991
被引用文献数
1

ガラス繊維を30%充填した液晶ポリマー (以下LCP-GF30と呼称) とポリカーボネートなど汎用樹脂の<I>p-v-T</I>特性を独自に設計-試作した装置を用い, 温度20~325℃, 圧力0~150MPaの節囲で, 等温圧力変化法によって検討した. その結果, ポリカーボネートの大気圧下溶融温度領域の比容積は熱膨張によって7%増大し, 負荷圧力の増加とともに漸次減少する. これに対してLCP-GF30の比容積は0.15% (325℃において) 程度増大するだけでその変化量は前者に比べて著しく小さく, また, 圧力 (最大150MPa) を負荷してもその比容積は大気圧下室温のものとあまり変わらない. したがって, 定常状態におけるこの種液晶ポリマーの比容積は温度・圧力の影響をあまり受けないことがわかった.

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こんな論文どうですか? ガラス繊維充填液晶高分子のp‐v‐T特性(佐藤 貞雄ほか),1991 http://t.co/ycz3Vf2o16
こんな論文どうですか? p-v-T properties of liquid crystalline polymers composites containing glass fibe(佐藤 貞雄ほか),1991 … http://t.co/ycz3VeLkZ6

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