- 著者
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垣本 充
渡部 由美
- 出版者
- 社団法人 大阪生活衛生協会
- 雑誌
- 生活衛生 (ISSN:05824176)
- 巻号頁・発行日
- vol.34, no.5, pp.212-219, 1990
14~16歳の乳卵菜食主義者120名 (男子60名、女子60名) と、同年齢・同数の一般食の者を対象に、週日連続3日間の食物摂取調査およびCMI健康調査を行った。結果は下記のように要約される。<BR>1) 菜食群はナイアシンを除いて、各栄養素の摂取量平均値は所要量を充足していたが、一般群はエネルギー、カルシウム、鉄が不足していた。<BR>2) 体格的には、身長、体重、肥満、るい痩ともに、両群間に特異な傾向は認められなかった。<BR>3) CMI健康調査では消化器系項目で、菜食群男子は一般群男子に比べて自覚症状が有意に少なかった。