著者
草柳 俊二
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
建設マネジメント研究論文集 (ISSN:18848311)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.281-292, 2004
被引用文献数
1

建設技術者 (Civil Engineels) が担うべき機能は, 国民にとってどのような社会資本整備が必要かを見出してゆくこと, 建設技術の開発・革新, これら二つの機能を有効に結び付ける機能, マネジメントであると考えられる.戦後復興, 急速な経済発展基盤整備といった状況下で, 我が国の建設技術者は技術開発・革新の機能向上に傾注し, 他の二機能に対する認識が希薄であった.建設産業への国民の疑念に対して, 建設技術者が明確な意見を発することができにない理由は, 自身の担うべき機能を狭めてしまった結果ではないか.国民の信頼に応え, 国際化等の社会変化に対応してゆく建設技術者が求められており, 建設マネジメント教育はその鍵と考えられる.我が国の実態に即した建設マネジメント教育に必要なプログラムの構築が求められている.

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こんな論文どうですか? 我が国の建設工学におけるマネジメント教育システム構築に関する研究(草柳 俊二),2004 https://t.co/FLwTCh6PIZ 建設技術者 (Civil Engineels) が担うべき機能は, 国民にとってどのよ…
こんな論文どうですか? 我が国の建設工学におけるマネジメント教育システム構築に関する研究(草柳 俊二),2004 https://t.co/FLwTCh6PIZ

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