- 著者
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今橋 真二
- 出版者
- The Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering
- 雑誌
- 農業農村工学会誌 (ISSN:18822770)
- 巻号頁・発行日
- vol.75, no.8, pp.740-741,a3, 2007
高知県中西部の二級河川新荘川は日本で最後にニホンカワウソが現認された川として有名である。いまなお清涼な水質を保つ新荘川下流域には, 現在14カ所の農業用取水堰があるが, 河床低下等によりアユ等の遡上を阻害して炉る状況にある。本報では, 学識経験者, 地域住民, 漁業関係者の意見を反映させながら改良に取り組んだ魚道工事について紹介する。