著者
安岡 義人
出版者
耳鼻
雑誌
耳鼻と臨床 (ISSN:04477227)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.273, 1993

外傷後声門下狭窄の治療には, Tチューブなどのステントを用いる例が多いが, 幼小児では気道の閉塞などで術後管理に困難をきたす場合がある. 今回, カニューレと分離した型で, 軟性シソコンチューブを細工してステントとし, 前頸部と気管に固定する方法を紹介した. この方法は一カ月以上の持続固定が可能であり, カニューレ交換も容易で管理し易いため, とくに幼小児に有用な方法と考えられた. 難治性のウェジナー肉芽腫症の声門下狭窄2例を含む8例の声門下狭窄症を呈示した.

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こんな論文どうですか? 第1回日本音声外科研究会: 幼・小児外傷後声門下狭窄の治療:音声外科手術における困った症例(安岡 義人),1993 https://t.co/kHvqGBdOie
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