著者
ト部 晋平 浜村 亮次 藤野 有弘 田中 弘之 宮國 泰明
出版者
耳鼻
雑誌
耳鼻と臨床 (ISSN:04477227)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.168-173, 1995

気導骨導差 (A-B gap) と気導音の両耳間移行減衰量 (IaA) の関係式 (A-B gap≤ IaA) より. オーバーマスキング (OM) の可能性がない最高レベルのノイズが決定できる. このノイズを用いて, マスキングなしの気導域値に左右差があるときの気導聴力検査のマスキング法を考案した. すなわち, 常に不良気導域値 (真の域値, あるいはクロス・ヒアリング域値) に等しいレベルのノイズを良気導域値側に与えるマスキング法である. 本法のノイズ・レベル設定に必要なのは気導域値のみであり, 理論的に最も能率的なマスキング法である.

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こんな論文どうですか? 純音聴力検査におけるマスキングの理論的考察:その1: 気導聴力検査のマスキング法(ト部 晋平ほか),1995 https://t.co/vHHVZxZLVe 気導骨導差 (A-B gap) と気導音の両耳間移行減衰量 (Ia…
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