著者
常磐井 守泰
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会 年会・大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2013, 2013

フェリシアン化カリと硫酸第2鉄を反応性の染料と見立てて、木綿やポリエステルの布を青色に染めた。この青色の布はCsを選択的に吸着する特性を示した。福島県内の学校のプール水からのCs除去、家屋の雨樋下のCsの蓄積、樹木の樹皮からのCs移行、などを調べた。また、ゼオライトをポリエステル繊維に練りこんで製造した市販の布状の吸着材についても同様に調べた。これら吸着材は、布状で扱いやすく、回収が容易という特徴があり、自助・共助の除染に役立つと期待する。

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