- 著者
-
小川 圭二
廣垣 俊樹
青山 栄一
- 出版者
- 公益社団法人 精密工学会
- 雑誌
- 精密工学会学術講演会講演論文集
- 巻号頁・発行日
- vol.2005, pp.478, 2005
魔鏡は,鏡裏面の模様を投影する青銅鏡として,古くから伝えられてきた.魔鏡面に平行光を当てると,表面に形成された数百ナノオーダーのうねりにより反射角に差が生じてスクリーン上で明暗を生じる.古来,魔鏡は熟練鏡師により,鋳造で裏面模様を形成し,鏡となる面を手の感触を頼りに磨くことで創製されてきた.本報では,NC切削加工や研磨加工などデジタル技術を応用した魔鏡面の創製を試みた.