著者
野口 孝俊 浦本 康二 鈴木 武
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木学会論文集D2(土木史) (ISSN:21856532)
巻号頁・発行日
vol.70, no.1, pp.20-29, 2014

第二海堡は,軍事要塞として明治32年に人工島が竣工し,建設後100年が経過している.その間,第二海堡は1923年の関東大震災によって被害を受け,長年の風浪等により劣化・損傷・崩壊が進行している.現在,護岸の保全を行い,その一部は当時の護岸を復旧させることを検討している.本稿は,工学的立場から,国内で初めての海上人工島築造に対する海堡建設計画,建設技術,設計技術など明治期土木構造物の建設技術をとりまとめ,現代技術への展開について考察を行った.

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一度は東京湾第二海堡へお越しくださいませ。100年経ってる海上人工島。地盤沈下は普通にあるものですから100年はやはりすごいなと思います。南シナ海の埋立地はどうなんだろうなあと純粋に気になります。沈下してないのかな? https://t.co/CsrNJBkCL9 https://t.co/2QAW8MdOl4
こんな論文どうですか? 近代土木遺構「東京湾第二海堡」の建設技術―国内で初めての海上人工島の建設―(野口 孝俊ほか),2014 http://t.co/KbECKTMJqC

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