著者
新田 悠紀子
出版者
Japanese Dermatological Association
雑誌
日本皮膚科学会雑誌 (ISSN:0021499X)
巻号頁・発行日
vol.104, no.7, 1994

第1子,女児.生下時より左第2肋間に収縮期雑音あり,顔面およびタ至イに環状紅斑を認め,抗核抗体,抗SS-A,SS-B抗体陽性,新生児エリテマトーデスと診断.心雑音は生後4ヵ月で消失し,機能的肺動脈枝狭窄と考えられた.皮疹,抗SS-A,SS-B抗体も生後7ヵ月で消失した.第2子,男児.第1子の3年後に誕生.生下時より第3~4肋間に収縮期雑音あり,顔面およびタ至イに環状紅斑を認め,抗SS-A,SS-B抗体陽性にて新生児エリテマトーデスと診断.心雑音は心エコーにて心室中隔欠損によるものと考えられた.生後1ヵ月後,自然閉鎖した.環状紅斑,抗SS-A,SS-B抗体は8ヵ月後に消失した.母親は,第1子を29歳時,第2子を32歳時に出産.抗核抗体,抗SS-A,SS-B抗体陽性.小唾液腺生検にて導管部に小円形細胞の浸潤を多数認めた.乾燥症状,皮疹ともなく,subclinical Sjogren syndrome(以下SjSと略す)と診断した.

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こんな論文どうですか? 一過性の心雑音を示した新生児エリテマトーデスの姉弟例(新田 悠紀子),1994 https://t.co/tIc8pEXdSj 第1子,女児.生下時より左第2肋間に収縮期雑音あり,顔面およびタ至イに環状紅斑を認め,抗核抗体,…
こんな論文どうですか? 一過性の心雑音を示した新生児エリテマトーデスの姉弟例(新田 悠紀子),1994 https://t.co/hsJc7ubff6

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