著者
井原 雅行 小林 稔
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
巻号頁・発行日
vol.23, pp.453-453, 2007

情報伝達手段としてのメディアの価値が認知されて久しいが,人と人のコミュニケーションを媒介するメディアについては,まだまだ課題が多い.認知心理学の世界に,物理的なモノがヒトに対して発する概念として理解されてきたアフォーダンス理論がある.ここでは,これを拡張してヒトに適用した新概念「ヒューマンアフォーダンス」を紹介し,コミュニケーションにおいて不足しがちな情報を,メディア処理技術により生成,強調してアフォードすることの効果を述べる.具体的事例として,会話における同意・非同意に着目した価値観共有メディア,および,多人数から個人に向けたN-to-1コミュニケーションを実現する電子寄せ書きメディアを紹介する.

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こんな論文どうですか? ヒューマンコミュニケーション研究の新パラダイム「ヒューマンアフォーダンス」:コミュニケーションのためにメディアはどうあるべきか?(井原 雅行ほか),2007 https://t.co/SfOtBUHNrf

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