著者
水上 惟文 小原 徹 山内 忠平
出版者
Japanese Association for Laboratory Animal Science
雑誌
Experimental Animals (ISSN:00075124)
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.293-297, 1986
被引用文献数
6

市販の7種類のマスクについて, 動物実験施設洗浄室における粉塵と空中細菌に対する捕集効率を検索した。マスクの捕集効率は, 10μm以下の粉塵重量に対しては平均19~50%, 粉塵の粒子径別にみた捕集効率は0.3μmレベルで22~71%, 1μmレベルで47~90%, 5μmレベルで90~99.6%であった。また, 空中細菌に対するマスクの捕集効率は35~81%であった。試験したマスク間の比較では, グラスウール製手術用, 3枚重ねの合成繊維製およびグラスウール挿入の28枚重ねのガーゼマスクは一般に高い効率を示した。合成繊維一枚のマスク, 18枚重ねのガーゼマスクおよびガスマスクは低い効率を示した。

言及状況

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@Mai_0380Esprit https://t.co/jh8jy5C0B2 上記の研究内容を見る限り、ガーゼマスク単体での捕集率だと予防に期待されるレベルの効果がないようですが。また、これはマスク自体の捕集率であって実際のもとのは少し乖離してるように見れます。 勿論、感染者側の効果はある程度の効果は見られています。
一例。 https://t.co/6R4RVPxAXL
いうて私も斜め読みした程度だけど https://t.co/jR8o3hLJVg https://t.co/vXKfQl4CZv
2 2 https://t.co/a5TDO1ekkr
こんな論文どうですか? 各種マスクの粉塵及び細菌の捕集効率(水上 惟文ほか),1986 https://t.co/igYpc7ODC5 市販の7種類のマスクについて, 動物実験施設洗浄室にお…

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