著者
花坂 哲
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.184, 2008

ナイル河東岸に位置するアコリス遺跡では、前1000年紀の居住域・墓域から、短い手足を持った人形(ヒトガタ)の粗製土製品が数多く出土する。それらは例外なく、腹部に「へそ状突起物」を持ち、頭部を欠いた状態で発見される。世界各地の古代社会に見られる「地母神」的な土製品や、日本の縄文時代の「土偶」研究を参考にしながら、宗教・神話体系ができあがっていた当時のエジプト社会における、民間信仰について論じる。

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こんな論文どうですか? 前1千年紀古代エジプトの民間信仰:アコリス遺跡出土のヒトガタ土製品を題材に(花坂 哲),2008 https://t.co/KDllPKsTwI
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