著者
飯國 有佳子
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集 (ISSN:21897964)
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.128-128, 2010

これまでミャンマー(ビルマ)の精霊信仰における霊媒については、当人のセクシュアリティが守護霊との関係性を決定し、精霊からの招命の証拠として夢に反映されるというフロイト的分析がなされてきた。本発表では精霊からの招命としての夢を、霊媒個人の心理に還元せず社会的な行為として捉えながら、夢が語られる/語られない状況の変化が、精霊信仰という文化的システムにいかなる変容をもたらしているのかを分析する。

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こんな論文どうですか? 精霊と結婚しない「男」:ビルマ精霊信仰における夢とセクシュアリティの変容(飯國 有佳子),2010 https://t.co/jwSAdA9YP9

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