- 著者
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石田 仁
矢吹 信喜
- 出版者
- 公益社団法人 土木学会
- 雑誌
- 土木学会論文集F3(土木情報学)
- 巻号頁・発行日
- vol.71, no.2, pp.II_58-II_65, 2015
- 被引用文献数
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2
国土交通省が推進するCIM(Construction Information Modeling)により,建設現場における3Dモデルの活用が急速に広まっているが,高スペックなワークステーションや特殊なソフトウェアを必要とするケースも多いことから,利用可能な状況が限られている.一方で,標準的なWEBブラウザで3Dグラフィックスを表現することが可能なWebGLは,様々な立場の利用者が3Dモデルを共有することができ,このような課題を解決できる可能性があると考えられる.そこで,本研究では,土木構造物の維持管理のうち,主に点検業務にWebGLを応用し,その有効性を検討した.