著者
井上 ひかる 鹿嶋 雅之 佐藤 公則 渡邊 睦
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.499-499, 2014

近年、家や建物のドアは、一般的に物理的な鍵を用い、施錠、開錠を行っている。またドアの開閉時には、人間がドアノブを握り、操作するのが一般的である。本稿では、ドアノブをスマート化し、物理的な鍵の代替として、握掌画像を用いるものである。現在、入室管理として、暗証番号の入力を用いるシステムが存在するが、その行為自体、ドアの開閉とは無関係で、余分な行為となる。また、物理的な鍵を使用する場合、紛失すればその意味をなさなくなる。本稿では、人間が行う自然な行為=ドアノブへの把持行為の中で、開錠が可能となる握掌画像認証に基づいた個人認識システムを開発した。数名の実験で、握掌画像による個人識別の可能性を確かめた。

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こんな論文どうですか? 握掌画像に基づいた個人認証システムに関する研究(井上 ひかるほか),2014 https://t.co/Ek8bD593Eg

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