著者
平湯 宗人 中原 大輝
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.303, 2014

水を沸かし何らかの飲み物を飲む場合,沸騰させるのか少し冷やすのかにより二分される.電気ポットは緑茶を好む日本において開発された湯沸かし器であり,電気ケトルは欧米においてコーヒーを飲む文化圏で考えられた湯沸かし器である.両方ともに目的に応じた使い勝手を考えてある.そこで両者の違いを知り使い方による違いや,消費電力量と電気料金などの比較をした.
著者
米山 明彦 皆本 晃弥
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.12-13, 2015

現在,就職活動などで,好印象を与えるような画像処理機能を有する自動証明写真機が増えている.しかし,今のところ,肌質,美白度,背景などを調整するに留まり,第3者に好印象を与える写真を撮影できているか否かを自動判別する方法はない.そこで本講演では,就職活動の証明写真において,第3者に良い印象を与える写真を自動的に判別する手法について述べる.本手法では,離散ウェーブレット変換を用いて顔認識を行い,目,口,耳などから複数の顔特徴点を抽出する.そして,顔特徴点を利用して,好印象を与える写真を定義し,この定義に基づいて画像を判別する.複数枚の写真に本手法を適用し,性能評価を行ったので,ここに報告する.
著者
蓑代 成功 永井 秀利 中村 貞吾
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.158, 2015

現在、2人零和完全情報ゲームは研究が進んでおり、将棋においては人間のトッププレイヤと同等のレベルにまでなっている。しかし、多人数零和不完全情報ゲームである麻雀は、将棋ほど進んではいない。この原因の一つに、麻雀が不完全情報ゲームであることが挙げられる。これから引く牌と相手の持っている牌が公開情報ではなく非公開情報であるため、自分が何の牌を切るのが最適かということや、特定のタイミングで鳴きなどのアクションを行うのが適切かどうか分からない。そこで本論文では、不確定な情報やプレイヤの行動をランダムに決定し、行動の良さを推定できるモンテカルロ木探索を用いて麻雀の早上がりを目指すAIを作成する。
著者
岩崎 洋一郎 川田 真也
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.65-65, 2008

赤外線サーモグラフィから得られる温度動画像を用いた車両位置とその静動状態を認識する手法を提案する。本手法を用いることにより、円滑な交通流、渋滞流の判別ができ、さらに、事故、車両故障などの突発事象の発生を検知できる可能性がある。また、温度画像を使用するため、環境変化にロバストで24時間の自動監視が期待できる。時空間温度画像の時間軸での画素値変化から、走行車両領域を特定する。また、画像フレーム毎にHaar状特徴によるパターン認識を適用し車両位置を特定する。走行車両領域と車両位置情報とを統合して識別することにより、各車両の位置情報とその静動情報が得られる。
著者
三谷 友倫 堂園 大雅 後藤 弘輝 迫田 達也
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.149, 2016

現在、日本の下水道普及率は77.6 %となっており、他の先進国と比べると低い水準となっている。排出される生活排水、産業排水には難分解性有機物が含まれており、一般的な処理では分解が困難である。著者等は、より高効率な処理を目的とした水中プラズマ装置を提案している。本装置は、高い酸化電位をもつオゾン、OHラジカル等を利用することで難分解性有機物の分解を可能とする。 本報では、水中プラズマによって生成される紫外線に処理能力が伴うか検討した結果について述べる。結果として、OHラジカル由来の発光スペクトルは観測されたが、石本装置による紫外線に殺菌効果は殆ど無いことが確認された。
著者
佐藤 誠 中村 貞吾
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.360-360, 2014

モンテカルロ木探索は、探索空間が膨大な囲碁などのゲームをプレイするAIにおいて有効性が示されている。本研究では、ターン制ストラテジーゲームにおいてモンテカルロ木探索を活用してAIの強化を行う。対象とするゲームはCEDEC 2013 AI CHALLENGE で使用された「Terraforming」 とする。ターン制ストラテジーゲームでは、1回の手番で複数の駒を動かせるため、探索空間は膨大なものとなり、単純な探索は難しい。そこで、着手を限定したモンテカルロ木探索を用いて Terraforming をプレイするAIの勝率を高める。
著者
福島 健太郎 乘越 勇美 庄山 正仁 二宮 保 原田 陽介 塚越 健太
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.469-469, 2009

燃料電池用DC-ACコンバータにおいて,入力電流リプルリプルの低減が求められる。提案するパルスリンクDC-ACコンバータにおいて,あるパラメータにおいて,1スイッチング周期内に,入力電流の傾きが零になり,電流値が一定になる期間が存在する動作モードが存在することが確認された。その電流保持モードでコンバータを動作させると,低周波の入力電流リプルが低減されることが明らかになった。本稿では,この電流保持動作モードの動作解析を行い,その動作モードの条件を明らかにする。そして,本動作モードにおける電流リプル低減メカニズムを考察する。
著者
庄司 文啓 藤井 尚之
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.640-640, 2008

部分的モデルマッチング法において、制御対象の分母系列表現を行うことが必要である。制御対象の分母系列表が不安定となる場合は、適用できない。 モデル低次元化法を用いて、安定な分母系列表現を求める。 4つの型(I型~IV型)の参照モデルについて検討する。
著者
梶原 拓史 白石 和博 市坪 信一
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.412, 2011

本研究室では無線通信の研究を行っている。実験は主に屋外で行われているが、研究に使用する機材の一つである標準信号発生器(SG)は大きくて重いため、持ち運びが不便である。そこで、研究室が電波免許を収得している902.85MHzの電波を出力する、小型軽量の発振器を製作する。高周波の発振器は主にPLL周波数シンセサイザが使われている。実験で使用するために、出力パワー10dBm、出力周波数902.85MHz、周波数安定度1ppmのPLL周波数シンセサイザを設計した。
著者
牧野 友洋 高塚 佳代子 関口 敏 上村 涼子 久保田 真一郎 山場 久昭 岡崎 直宣
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.353-354, 2014

地域経済に甚大な影響を及ぼす家畜伝染病が流行した場合、適切な感染抑止策が何かを判断し与えることが重要であり、そのためには、対象の振舞い(伝染過程)を的確に表現できるモデルの存在が重要である。この種のモデルは部分的には開発されており、中でも防疫対策上特に有用と考えられるものとして「各農場が各時点でどの程度感染の危険にさらされているかを定量的に評価できる数理モデル」がある。しかし、このモデルの活用方法は、感染事例の解析を行うに留まっている。本研究では、当該モデルを防疫対策に活かすことを目的とし、数理モデルよりも表現力の高い"形式モデル"により伝染過程の振る舞いをモデル化する方法を考案する。
著者
蔡 帥 菅 亮太 徐 海燕
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.100, 2011

Wikipedia is a multilingual encyclopedias and provides a semantic network for computing semantic relatedness. In this work, by path based measures (lch and wup),we compute the semantic relatedness for Japanese and English edition respectively. Mediawiki database, SQL and PHP are used. We show the comparison between lch and wup measures, we also compare the Japanese results with the corresponding English results and show their differences.
著者
後藤 孝文 奥村 大 田村 宏樹 淡野 公一 田中 寿 外山 貴子 石塚 興彦
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.28, 2008

近年,生体信号を用いたヒューマンインターフェイスの開発・研究が行われている.著者らは,下半身不随の障がい者のためのヒューマンインターフェイスの開発を行っている.本研究では表情筋のパターン識別を行うのに適した表面筋電位の特徴量の検証を行う.本実験ではフーリエ変換による特徴量,積分筋電量(iEMG)などを用いて動作識別を行い,それらの識別率を比較する.動作識別の方法にはニューラルネットワークを用いた.
著者
河津 宗蒔 丸田 英徳
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2020, pp.86-87, 2020

<p>本稿では、複数の太陽電池に接続された昇圧形DC-DCコンバータ同士の出力電流に対して制限を設けた場合の電力制御手法について検討を行ったので報告する。提案手法では、出力電流の合計値が制限値を超えた場合は、電流シェアリング制御を行い、各太陽電池から出力される電流値を同じ割合になるように制御する。それぞれの太陽電池の日照量に対して、変化を加えた場合の提案手法のシミュレーションによる検討を行ったので報告する。</p>
著者
木藤 洋輔 森 邦彦 小田 謙太郎
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.98-99, 2016

本研究では,特定のメディアが提供した情報が,ブログ,SNS,掲示板等ネット上の言論が展開されるサービスを介して流通し,ネット言論を形成すると仮定し,その形成過程をモデル化した.本研究の目的はそのモデルを基に,特定メディアのネット上での影響力の監視などを定量的分析を元にすることである.手法として,従来のような言語処理的に言論の内容そのものを分析せず,特定メディアが配信した記事のTwitterのリツイート数や検索エンジンでのヒット数などを影響力の指標とした.実際に,API等を利用して解析した結果,一部のメディアに異常な偏りがあり,ネット言論の多様性が失われている可能性が示唆された.
著者
水間 健仁 武居 周
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.9, 2016

本研究の目的は,反復型領域分割法に基づく電磁場解析におけるインターフェース問題の収束性を改善することである。有限要素電磁場解析のために,電場を未知関数としてベクトル波動方程式は定式化される。しかし数値モデルの規模が大きくなると,インターフェース問題における収束性が悪くなる。本問題の改善のため,共役勾配法に基づく部分領域問題の反復解法に対して擬似4倍精度を適用することを考える。擬似4倍精度は,2つの倍精度を用いることで1つの実数を表現する手法である。本発表では,擬似4倍精度を,反復型領域分割法に基づく有限要素電磁場解析の部分領域問題に対して適用することによる影響について報告する。
著者
Sope Devi Fujio Mitsuhiko
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, pp.256, 2018

<p>Fuzzy C-Means (FCM) is a popular method used in clustering. FCM is enhanced with an evolutionary algorithm called Particle Swarm Optimization (PSO) to avoid local optimal problem. On the other hand, Xie Beni Index (XBI) is used for evaluating the quality of clustering by measuring both of cluster compactness by intra-cluster deviation and separateness by inter-cluster pairwise distance of centers. In this paper we propose a new method in FCMPSO by minimizing XBI to evaluate the temporary solution. The result shows that our new method can improve the quality of clustering.</p>