著者
木島 英夫
出版者
バイオフィリア リハビリテーション学会
雑誌
バイオフィリア リハビリテーション学会研究大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2013, 2013

<p><tt> 過去40 年にわたる経験から、我々が研究を進める手法は中枢性の麻痺にたいして痙性発生を予防し、改善する効果があるものと考えられ、その機序の解明が望まれてきました。 </tt></p><p><tt> 我々は特定の一施設の入所者のみが、「インペアメントレベル(解剖学的機能損傷)からの日常生活自立」のためのリハビリテーションを実施でき、受益できるのではなく、日常生活を自立したいと願う全ての高齢障害者に提供できるよう願い研究を続けてきました。獲得した多くの公的研究助成を通じ、現在実施している我々の研究が社会に貢献できる日が近づきつつあると思っています。 </tt></p><p><tt> 研究を振り返ると、滝沢茂男氏は、政治家として大成することを嘱望された藤沢市の青年議員でした。高齢社会への深い洞察を持ち、広い視野を持っていたからこそ、誰も気づく事のなかった訓練結果と手法の特異性、そして手法のシステム化・プログラム化が可能なほどの合理性に気づき、市会議員の座を投げ打ち、引退する県会議長の出馬要請に応じることなく、この研究に取り組んできました。そして氏がこのプログラムを社会に提供するため持てる全ての手段を用いて奮闘する姿に感銘を受け、協力を惜しまず研究を共にしてきた多くの同志がおり、これら無私の活動の成果として、本日の講演会が可能になったと言えます。 </tt></p><p><tt> 氏の願いであり、我々の願いである「団塊世代高齢化による社会崩壊を防ぐ」が、手段提供の実現から国民意識の高まりを呼び起こし、実現できると確信しています。</tt><tt><b> </b></tt></p>

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