著者
伊藤 耕作 小泉 卓也
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.68, pp.280_1, 2017

<p> 本研究ではタブレット端末を活用した体育実技の課題解決型学習の可能性を探る。具体的には、本学体育実技で採用しているバレーボールの授業に、iPadアプリ(ゲーム分析アプリ「V-Notes」や映像分析アプリ「Dartfish Express」など)を活用することで、内容への動機づけ、課題解決力、コミュニケーション活動などにおいていかなる効果があるかを、授業を受けた学習者の反応から検討する。対象は山口県内の国立高等専門学校1年生4クラス160名とし、調査は2017年4月から5月の期間に行った。調査期間中の授業は、グループミーティング(10分)、グループワーク(20分)、メインゲーム(50分)、振り返り(10分)の順で行い、90分の授業時間内に、課題解決の手順に基づく4つのタスク(T1:課題の発見 T2:解決策の立案 T3:計画の実行 T4:解決策の評価)を各グループに課した。調査の結果、タブレット端末を活用した課題解決型学習の利点や課題がいくつか明らかになったが、その詳細は当日の発表で紹介する。</p>

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