著者
横尾 英史
出版者
環境経済・政策学会
雑誌
環境経済・政策研究 (ISSN:18823742)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.30-38, 2018

<p>廃棄物とリサイクルの経済学は植田和弘先生の初期の研究課題であり,それをまとめたものが植田(1992)である.本稿は植田(1992)を簡潔に解説し,その後の四半世紀のこの分野の進展と今後の展望を論じる.これから望まれる研究としては,第一に発展途上国の廃棄物問題とそれに対する政策を課題とすることである.第二に行動経済学の理論に基づいて廃棄物管理・リサイクル政策の手法を研究することである.第三に開発された政策の評価を経済学的なフィールド実験を用いて行うことである.本稿を通じて,植田先生の先見の明が確かめられ,取り組まれるべき課題が整理される.</p>

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 植田先生に招待された廃棄物とリサイクルの経済学の展望:―途上国・行動経済学・フィールド実験―(横尾 英史),2018 https://t.co/0fbuxPwNrg <p>廃棄物とリサイクルの経済学は植田和弘先生の初期の研究…

収集済み URL リスト