著者
藤田 直也
出版者
宝石学会(日本)
雑誌
宝石学会(日本)講演会要旨
巻号頁・発行日
vol.23, pp.13, 2001

琥珀は中生代から新生代の第三期にかけて生息した松柏類の樹脂が化石化したものであるが、この宝石には実に様々なインクルージョンが有り実に興味深い。太古の生物や無機物などその種類は実に多様であるが、気泡もまたそのようなインクルージョンのなかのひとつである。気泡が多量に含まれると琥珀は曇ったような、白濁した印象を受けることになる。今回入手したサンプルは三年間ディスプレイの中で照明を当てつづけた結果、琥珀の外観がより白く見えるようになったものであった。このように外観が変化した琥珀について、その原因を検証する。加えて、今回鑑別に持ち込まれたブラックムーンストーンについて、外観が類似しているシーン効果を持つオブシディアンとの相違点も考慮しながら、その特徴を様々な機器を用いて観察した結果を報告する。

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こんな論文どうですか? 白濁した琥珀およびブラックムーンストーンについての考察(藤田 直也),2001 https://t.co/rGeU7IOIry 琥珀は中生代から新生代の第三期にかけて生息した松柏類の樹脂が化石化したものであるが、この宝石には…
こんな論文どうですか? 白濁した琥珀およびブラックムーンストーンについての考察(藤田 直也),2001 https://t.co/rGeU7IOIry 琥珀は中生代から新生代の第三期にかけて生息した松柏類の樹脂が化石化したものであるが、この宝石には…

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