著者
阿瀬 始 片山 徹
出版者
一般社団法人 システム制御情報学会
雑誌
システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.7, pp.262, 2007

線形動的システムの後に静的非線形関数が結合したWienerシステムに対し、線形動的システムを状態空間モデルで表現し、静的非線形関数については逆関数の存在を仮定して基底関数展開し、状態空間モデルのシステム行列と基底関数展開の係数とを交互に反復しながら推定する方法を開発した。予測誤差最小化の枠組みにおける状態空間モデルのシステム同定のためのパラメトリゼーションは積年の課題であるが、フルパラメトリゼーションの欠点を克服するデータ駆動局所座標(DDLC)を応用した。

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