著者
鳥居 拓馬 中川 勇樹 和泉 潔
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.1J4OS13a2, 2015

<p>高頻度取引の普及によって,ある個別銘柄におけるショック(価格の急落)が複数の銘柄へ伝搬するという仕方で市場規模の金融危機が生じると報告されている.本研究では,N個の現物銘柄と1個の指数先物からなる人工市場モデルを構築し,裁定取引によるショックの伝搬を分析した.その結果,ショックと無関係な銘柄の価格変化は,ショックを直接受けた現物・先物を取引する投資家のショックへの反応速度から決まるとわかった.</p>

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