著者
田和 聖子 内本 亮吾 藤田 文彦 北 仁志
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.38, no.5, pp.600-605, 2018

<p>全身麻酔の覚醒時に,患者が夢を見ていたと発言することがあるが,その頻度と内容を,アンケート方式により調べた.夢を見ていたと言えるには,まず夢を見ることとそれを思い出すことが必要になる.夢を見た人は23%で,その中には内容を思い出せる人と,夢は見たが内容は思い出せない人がいた.夢を見た群は見ない群に比べ平均年齢が約10歳若かった.夢を見た群の3人と見ない群5人の脳CT(またはMRI)を計測すると,見た群では脳萎縮が少ない傾向だった.また,思い出せた夢の内容は94%が普通の夢だった.</p>

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こんな論文どうですか? セボフルラン吸入全身麻酔時の術中夢─覚醒直後のアンケートから─(田和 聖子ほか),2018 https://t.co/KFx7WWmCS7 <p>全身麻酔の覚醒時に,患者が夢を見ていたと発言することがあるが,その頻度と内容を…

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