著者
白石 君男
出版者
一般社団法人 日本聴覚医学会
雑誌
AUDIOLOGY JAPAN (ISSN:03038106)
巻号頁・発行日
vol.62, no.4, pp.261-275, 2019
被引用文献数
2

<p>要旨: 日常生活における音源定位は,音の刺激が両方の耳に与えられるような音の聴取状態である両耳聴 (binaural hearing) の重要な機能の一つである。これまで, 両側性小耳症・外耳道閉鎖症などの伝音難聴では, 骨導補聴器は片側装用されることが多かったが, 両耳に骨導補聴器を装用すると健聴者と同程度の方向感の精度をもたらさないものの, 方向感を有することが明らかとなった。骨導補聴器の両耳装用は, 小耳症・外耳道閉鎖症などの幼児では聴覚系の発達を促し, 成人の伝音難聴では日常生活の不便さを減少させるものと思われる。</p>

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本文要旨より引用、2つ目 "日常生活における音源定位は,音の刺激が両方の耳に与えられるような音の聴取状態である両耳聴(binaural hearing)の重要な機能の一つである。" CiNii 論文 - 聴覚に関わる社会医学的諸問題:「骨導補聴器の両耳聴による方向感」 https://t.co/ZUlQkXWGNG #CiNii
本文要旨より引用 "骨導補聴器の両耳装用は, 小耳症・外耳道閉鎖症などの幼児では聴覚系の発達を促し, 成人の伝音難聴では日常生活の不便さを減少させるものと思われる。" CiNii 論文 -  聴覚に関わる社会医学的諸問題:「骨導補聴器の両耳聴による方向感」 https://t.co/ZUlQkXWGNG #CiNii

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