著者
荒川 勝彦
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.70, pp.70_1, 2019

<p> 本研究の目的は、1896年第1回アテネ大会から2016年第31回リオデジャネイロ大会までの、陸上競技トラック種目、マラソン、競歩における男女の優勝記録の変遷を調査することであった。トラック種目は、100m、200m、400m、男子110m障害、女子100m障害、400m障害、400mリレー、1600mリレー、800m、1500m、3000m障害、5000m、10000m、マラソン、20km競歩、男子50km競歩であった。陸上競技トラック種目では、日本選手の優勝者はいなかった。マラソンの優勝者は、1936年第11回ベルリン大会孫基礎禎、2000年第27回シドニー大会高橋尚子、2004年第28回アテネ大会野口みずきの3名であった。競歩でも日本選手の優勝者はいなかった。4年毎の優勝記録は経年的に短縮して行く傾向を示した。優勝記録の変遷には、2,3大会連続優勝を果たすことができるような突出した才能や身体能力を持つ選手の出現。技術、トレーニング、用具、施設の進化。スポーツ医科学、情報のマルチサポート等が関係していると考えられる。</p>

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