著者
釜澤 尚美
出版者
公益社団法人 日本顕微鏡学会
雑誌
顕微鏡 (ISSN:13490958)
巻号頁・発行日
vol.44, no.3, pp.219-221, 2009

<p>凍結割断レプリカ標識法による観察から,中枢神経系のギャップ結合は,斑状だけでなく,ひも状,リボン状,網状と多様な形態を頻繁に呈すること,また,直径0.1 µm以下の小さなギャップ結合が多数存在することが明らかになった.さらに,双面レプリカ標識法によって,網膜の神経細胞間において2種類のコネキシンで構成されるギャップ結合では,それぞれのホモ6量体コネクソンがサブドメインを形成して2つの細胞間で連結していることが判明した.</p>

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