著者
諏訪恭平 竹内俊貴 中里直人 谷川智洋 廣瀬通孝
雑誌
第76回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.1, pp.715-717, 2014-03-11

高速道路における渋滞時,サービスエリア(SA)に滞在しているドライバにとって,いつSAを出発するかは問題である.そのような場合においてSAの出発時間による運転時間の変化の情報を知ることができれば,ドライバは適切な出発時刻を選択できる.それにより,ドライバにとっては総運転時間や渋滞による苛立ちの減少,SAにとっては活性化や収益増加,ひいては渋滞自体の低減にも繋がると考えられる.本研究では,運転時間の未来予測・提示によりドライバの行動を変化させる手法を提案し,その基礎的な検討を行う.実際に,東名高速道路上り線のSAにおいて被験者にシステムを使用してもらい,SA出発時刻が変化するかどうかを調査した.

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