著者
藤代 康誠 長谷部 浩二
雑誌
第81回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2019, no.1, pp.309-310, 2019-02-28

本研究の目的は、ゲーム理論におけるプレイヤーが経験を通して知識を獲得していく状況で、どのように意思決定を行うのかを分析することである。金子らによって提案された帰納的ゲーム理論では、プレイヤーはゲームの構造に関する知識をあらかじめ持たず、経験を通してそれらを獲得する。本研究では、帰納的ゲーム理論に基づいたゲームにおける意思決定過程を、認識論理を用いて定式化する。認識論理は、意思決定に伴うプレイヤーの知識に関する推論を形式的に扱うことを可能にする。これにより、プレイヤーのゲームの構造に関する知識が完全なものに近づいていくにつれて、どのような意思決定が可能になるのかを明らかにする。

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CiNii 論文 -  帰納的ゲーム理論における意思決定過程の認識論理による分析 https://t.co/ujQszMOQ75 #CiNii

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