- 著者
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村野 多可子
- 出版者
- 千葉県畜産総合研究センター
- 雑誌
- 千葉県畜産総合研究センター研究報告 (ISSN:13469746)
- 巻号頁・発行日
- no.7, pp.75, 2007-11
農林水産省農林水産技術会議事務局の委託事業である農林水産バイオマスリサイクル研究「システム実用化千葉ユニット」では、千葉県北東部におけるバイオマス多段階利用システムの構築および実証を目的とし、この課題の共同研究として、当センターでは山田町バイオマスプラントで梨の剪定枝から製炭された木炭を房総地どりに給与した。木炭は消化器系内の有毒物質の除去、下痢止めなどに効果があることや、軟質炭素末に吸着させた木酢液はSalmonella Enteritidis(SE)の増殖を抑制するという報告があることから、今回製炭した木炭がSEの排菌抑制に効果があるかを検討した。