著者
Landin Mary C.
出版者
日本水産工学会
雑誌
水産工学 (ISSN:09167617)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.24-30, 1996-07

これまでの経験では、港の環境の修復、あるいは洪水管理を沼や沢で行うなかで、さまざまな共通点があるということが分かりました。また共通な関心というと、ナビゲーションなどから出てくる浚渫物質の取扱いについても共通点があるようです。私のプレゼンテーションで不足な点がありましたら、最後に皆さんから補足していただければと思います。それから一般の方に入手可能な印刷物があります。こちらのメンバーの方もそうですが、ウェットランドの修復および造成について、あるいはこの浚渫物質の利用に関して、あるいは環境技術等に関して、島、あるいはウェットランドの棲息地に関するさまざまな印刷物があるということです。ご興味がおありの方は配布できますので、どうぞおっしゃってください。私は米軍の工兵団に属しております。工兵団は、航路の確保ですとか国防の仕事をしております。そのなかにウェットランドに対する管理がありますが、もちろんミティゲーションも含まれております。ミティゲーション、そしてウェットランドの造成、修復について話をしたいと思います。これは通常の修復プロジェクトをやると同時に、ミティゲーションも行っていますので、技術的な側面では他のものと変わらないわけです。何が違うかというと、ミティゲーションはアメリカにおいては法的な制度の下で行われる事業です。非常に厳しい補償がなされており、その規則があります。したがって、さまざまな角度から失われた機能を修復していくということが法律で定義されております。

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こんな論文どうですか? 合衆国における生息地の修復と創造 (ECOSET′95〔海洋・河川における生態環境技術に関する国際会議〕特集) -- (ミティゲ-ション特別セッション)(Landin Mary C.),1996 http://t.co/7AnRsxsVEf

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