著者
Chambless D. L. Ollendick T. H. 西村 美佳
出版者
日本行動分析学会
雑誌
行動分析学研究 (ISSN:09138013)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.81-105, 2005-04-25

アメリカ合衆国における、証拠に基づく心理療法(evidence-based psychology)の実践を増加させようとする努力の結果、経験的に支持された心理的介入についての情報を明らかにし、同定し、普及させるための特別委員会が組織されるに至った。この論文ではアメリカ合衆国やイギリスなどにおける、経験的に支持された処遇(empirically supported treatment, EST)を展望した特別委員会や他のグループの活動成果と、ESTとして同定された処遇のリストを要約して示すことにする。研究方法論や、外的妥当性や、研究の有用性、そしてEST展望過程の信頼性と透明性を含めた、ESTの同定と普及をめぐる論争についても、展望することにする。

言及状況

Twitter (2 users, 2 posts, 6 favorites)

好ましくない行動を伴う広汎性発達障害に対してエビデンスを伴った介入と認められているのは随伴性契約(応用行動分析) http://t.co/iQyT2j90hf 初出はこちらhttp://t.co/7GduSI6xF1

収集済み URL リスト