- 著者
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冨田 健太郎
- 出版者
- 養賢堂
- 雑誌
- 畜産の研究 (ISSN:00093874)
- 巻号頁・発行日
- vol.63, no.10, pp.1045-1052, 2009-10
中米・カリブ諸国におけるマメ科牧草アラキス(Arachis pintoi)の活用事例。パナマのGualaca地区における2つの休閑期間でのイネ科牧草ディジタリア(Digitaria swazilandensis)とアラキスとの間混作。本稿から、しばらくパナマの事例を取り上げたいと思うが、その対象地域はCHIRIQUI県にあるパナマ農牧研究所(IDIAP)のGualaca畜産試験場での事例研究を紹介する。図1にGualaca地区の所在地を簡単に示しておく。首都パナマ・シティーから400km離れた場所にあり、CHIRIQUI県の県庁であるDavid市は、首都についで第二の都会である(カリブ海側のCOLON県の県庁であるColon市が第二の都市とも言われているが、治安の関係上、危険地帯となっているため、筆者を含め、多くのJICA関係者が訪問を禁じられている。それゆえ、ここは考えないことにする)。