- 出版者
- 日経BP社
- 雑誌
- 日経ドラッグインフォメーションpremium
- 巻号頁・発行日
- no.98, pp.25-28, 2005-12-10
2005年2月、近医でインフルエンザと診断された14歳の男子中学生が、処方されたタミフル(一般名:リン酸オセルタミビル)を、既に37.5℃にまで解熱していたにもかかわらず服用。そして約2時間後、自宅マンションの9階から転落した——。 11月12日に津市で開かれた日本小児感染症学会で、NPO法人・医薬ビジランスセンター理事長で医師の浜六郎氏がこんな症例を発表した。