出版者
[東北農業試験研究協議会]
雑誌
東北農業研究 (ISSN:03886727)
巻号頁・発行日
no.59, pp.223-224, 2006-12

ラークスパーは千鳥草とも呼ばれ、青から白、ピンクなど豊富な花色、一重と八重の花型、そして一本立とスプレーの草姿をもつ多様な花である。この花は、以前にデルフィニウムと同じ属の植物として取り扱われていた1年草であり、その生理・生態はデルフィニウムと類似すると考えられるが、デルフィニウムよりも開花までの期間が短く、ロゼット性が弱い。このことは、施設の占有期間や開花調節のし易さの点で大きなメリットと考えられる。そこで、青森県におけるラークスパーの作型開発を目的に、ポット試験によって、播種時期が生育と開花に及ぼす影響について、いくつかの知見が得られたので報告する。

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