著者
多賀紀晃 今本啓一 清原千鶴
雑誌
コンクリート工学年次大会2023(九州)
巻号頁・発行日
2023-06-16

既存鉄筋コンクリート造構造物の耐久性を示す指標の一つに,鉄筋腐食が挙げられる。近年中性化が鉄筋に到達した箇所においても質量含水率が低い箇所では鉄筋腐食の進行が抑えられている調査結果が多く報告されている。現在,コンクリートの質量含水率は主に乾式コアの採取により測定が行われているが、コアの採取が困難なケースもある。そこで,本研究では電気抵抗式含水率計を用いて既存の実構造物を中心に測定を行い,簡易的に微破壊でコンクリート内部の質量含水率を把握する方法の有用性について検討を行った。結果、普通ポルトラルドセメントが用いられたコンクリートであれば比較的問題なく測定が行えることがわかった。

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コンクリート工学年次大会2023(九州) 電気抵抗式含水率計による既存RC構造物のコンクリート内部の含水率調査/多賀紀晃1, 今本啓一1, 清原千鶴1 (1.東京理科大学) https://t.co/06GEtdTu87

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