- 著者
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泉 祐輔
- 雑誌
- JpGU-AGU Joint Meeting 2020
- 巻号頁・発行日
- 2020-07-04
神奈川県三浦半島最南端に位置する城ヶ島は、過去に繰り返し起きた地震で隆起して海岸段丘を形成している。段丘面上には複数のポットホールが見つかる。そのうちの1つについて、1703年元禄関東地震と1923年大正関東地震による地殻変動の記録、および現地調査で得られた穿孔貝の生痕化石の記録から、ポットホールの形成期間を考察した。その結果、対象のポットホールは、元禄関東地震から大正関東地震までの約220年間で形成されたことが明らかになった。