著者
森 誠之 南 一郎 七尾 英孝 南 一郎 七尾 英孝
出版者
岩手大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2005

表面化学の立場から潤滑油添加剤の反応を制御し、より適切な潤滑特性を得るために表面形状の影響を検討した。鋼試験片表面に適当な粗さを与えることにより、摩擦係数が徐々に低下し、安定で低い値を示すことを見出した。表面分析の結果、表面の突起部で金属新生面が生成し、ここで添加剤が反応するとともに潤滑性の境界膜を形成したことを明らかにした。