著者
上宮田 裕 森本 涼子 柴原 尚希 加藤 博和
出版者
日本LCA学会
雑誌
日本LCA学会研究発表会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.71-71, 2009

LRT導入に伴う環境負荷の変化をLCAによって評価する。特に、排出割合の大きい走行起源分について、停車や加減速を考慮し、電停・信号間隔や優先信号の有無といった走行環境の違いを反映できる推計方法を構築している。また、並行バス路線廃止など、周辺の交通状況の変化も推計範囲に含めている。この方法を、日本全国の様々なLRT導入事例・整備計画に適用することで、LRT導入によって環境負荷が削減されうる条件を明らかにしている。