著者
中山 市太郎 Ichitaro NAKAYAMA
雑誌
桜美林論考. 言語文化研究 = The journal of J. F. Oberlin University. Studies in language and culture (ISSN:21850674)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.39-56, 2010-03-01

メディアのデジタル化が急速にすすむ今日、「表現」の世界では、多くの表現手法の新しい試みと失敗が繰り返されている。メディアの、変化のスピードが速いため、表現に関わる編集者やプロデューサーは、ハードウェア技術の壁に翻弄されて、新しいメディア表現の確立に戸惑っているように見える。本稿は、電子出版などデジタルメディア誕生直前の、ビデオディスクにおける静止画映像出版の実験的ともいえる表現上の試みや、ハードウェアとソフトの互換性というデジタルメディアが避けて通れない技術的問題点を、ソフト制作者や編集技術者らは当時どう乗り越えてきたかを検証し、デジタルメディア時代の技術の継承と課題について考察するものである。
著者
中山 市太郎 Ichitaro NAKAYAMA
出版者
桜美林大学
雑誌
桜美林論考. 言語文化研究 (ISSN:21850674)
巻号頁・発行日
no.1, pp.39-56, 2012-03

メディアのデジタル化が急速にすすむ今日、「表現」の世界では、多くの表現手法の新しい試みと失敗が繰り返されている。メディアの、変化のスピードが速いため、表現に関わる編集者やプロデューサーは、ハードウェア技術の壁に翻弄されて、新しいメディア表現の確立に戸惑っているように見える。本稿は、電子出版などデジタルメディア誕生直前の、ビデオディスクにおける静止画映像出版の実験的ともいえる表現上の試みや、ハードウェアとソフトの互換性というデジタルメディアが避けて通れない技術的問題点を、ソフト制作者や編集技術者らは当時どう乗り越えてきたかを検証し、デジタルメディア時代の技術の継承と課題について考察するものである。