- 著者
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林田 義伸
渡邊 道治
中村 裕文
太田 明子
- 出版者
- 都城工業高等専門学校
- 雑誌
- 基盤研究(B)
- 巻号頁・発行日
- 2011-04-01
円形のローマとアウグストゥス神殿(1C.B.C.)を構成する石材について、3Dスキャナを用いて実測し、その実測図を作成し、平面及び立面の各部寸法について復元した。また、本神殿はエレクテイオン(5C.B.C.)を殆ど模して建設されたものであるが、各部寸法や施工痕を分析し、エンタブラチュアの割付方や接合部等、当時の手法が用いられていたことを明らかにした。関連研究として、古代ギリシアのトロス等の設計法や、神格化されたローマとアウグストゥス崇拝に関し考察した。