著者
丸山 千賀子
出版者
金城学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

研究期間内に以下のような成果をまとめた。(1)日本の消費者運動の変遷とその時代に起きた消費者問題を時系列でまとめるとともに、現在の消費者運動の特徴と課題について整理した。(2)海外の消費者団体とそれを取り巻く消費者政策の動向について欧米諸国を中心にまとめた。(1)、(2)については、それぞれ書籍として出版した。最終年度においては、今後の研究に繋げられるよう、アジア諸国にも範囲を広げて、主要な国や特徴的な国を中心に調査を始めた。
著者
丸山 千賀子
出版者
金城学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

消費者庁の創設により、消費者政策も新しい局面を迎えることになった。そこで、本研究では、新しい消費者政策における消費者団体と企業の役割について、先進諸国との比較をしながらまとめた。海外調査は、アメリカ、フランス、オランダの主要な消費者団体、行政機関、事業者団体や企業を対象として行った。主な研究成果は、消費者政策の変革における消費者団体の態様の変化や最近の特徴、今後の発展といった観点からまとめた。
著者
タン ミッシェル 松本 恒雄 丸山 千賀子 丸山 千賀子
出版者
帝塚山大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

本研究は、英米法系の消費者法システムにおけるソフトローの実態を調査し、最近日本においても消費者政策として推進されているソフトローのあり方を比較法政策的観点から研究するものである。欧米諸国を中心に比較調査をして、ソフトローを推進するための消費者法システムの理論およびフレームワークを明らかにした。欧米諸国で活用されているソフトローの手法の特徴、実践例を分析した上で、日本における活用方法について、論文及び内外のシンポなどで提言を行った。