著者
大本 久美子 鈴木 真由子 タン ミッシェル
出版者
大阪教育大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

公正で持続可能な社会の形成者としての「消費者市民」を育成するために、リーガルリテラシーを育むことが重要であるという認識のもと、本研究では、リーガルリテラシーを育む消費者市民教育のカリキュラム開発を行い、教員養成のための大学授業シラバスと教材を提案した。海外の先駆的な取組の視察調査などから課題を把握し、子どもの発達段階に合わせた教育課題を明確にした。コンシューマー・リーガルリテラシーの道徳的要素を『配慮、思いやりによって自らの行動に責任を持つ』と『道徳、倫理、社会的正義の判断によって意思決定し、社会の一員として協働し社会参画できる』こととし、それらを育むことができる授業内容と教材を開発した。
著者
タン ミッシェル 松本 恒雄 丸山 千賀子 丸山 千賀子
出版者
帝塚山大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

本研究は、英米法系の消費者法システムにおけるソフトローの実態を調査し、最近日本においても消費者政策として推進されているソフトローのあり方を比較法政策的観点から研究するものである。欧米諸国を中心に比較調査をして、ソフトローを推進するための消費者法システムの理論およびフレームワークを明らかにした。欧米諸国で活用されているソフトローの手法の特徴、実践例を分析した上で、日本における活用方法について、論文及び内外のシンポなどで提言を行った。