- 著者
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丹洲<栗本丹州>//〔画〕
- 出版者
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幕医栗本丹洲(1756-1834)の魚介譜の一つ。全48図だが、重複が7組あり、それを除くと、エイ22品、サメ15品、その他4品の計41品より成る。エイ類ではイトマキエイ(原記載名、けゑ、わくえい)、サメ類ではチョウザメ(潜龍鯊)や、ギンザメ(剣尾鯊、天狗ざめ)が珍しい。丹洲は文化14年(1817)4月19日に開かれた幕府医学館の薬品会に『垢鯊図纂』(50品)を出品しているが、垢=エイ、鯊=サメで、品数もほぼ同じだから、これは本資料と思われる。:『蛸・水月・烏賊類図巻』『魚譜』(り二-3)解題参照(磯野直秀)