著者
久保山 和彦
出版者
日本体育大学
雑誌
日本体育大学紀要 (ISSN:02850613)
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.1-7, 2014-09-30
著者
久保山 和彦
出版者
日本体育大学
雑誌
日本体育大学紀要 (ISSN:02850613)
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.1-7, 2014-09-30
著者
服部 辰広 松田 康宏 伊藤 譲 久保山 和彦
出版者
日本体育大学
雑誌
日本体育大学紀要 (ISSN:02850613)
巻号頁・発行日
vol.51, pp.1001-1009, 2022

The purpose of this study is to clarify the learning effects of online classes. Online classes started in 2020 are not well prepared by teachers, and there is not enough analysis about the learning effects of the online courses. This study classified the type of lessons into four categories: lectures (re-al-time); lectures (on-demand); practical training (real-time) and practical training (on-demand). Then, the author conducted a questionnaire survey regarding the learning effects for the students from the Judo-therapist course. In addition, students’ attitude during the exam and the motivation for the second semester were examined as well. The results of the survey suggested that the on-demand lectures were useful and effective as in-person lectures. However, online practical trainings showed a limitation of learning environments, thus virtual reality lessons or hybrid lessons were necessary. In terms of the students’ attitude for the study, a lot of cheating has been reported in the regular tests, thus new measures to control injustice acts are required. Approximately 66% of the students showed a decreased motivation for classes in the second semester, and establishing more supports for students seemed to be important.
著者
丸澤 遼子 久保山 和彦
出版者
日本体育大学
雑誌
日本体育大学紀要 = Bulletin of Nippon Sport Science University (ISSN:02850613)
巻号頁・発行日
vol.50, pp.2001-2006, 2021-08

【目的】近年の柔道整復療養費が減少傾向にある。本調査においては,東京都23区・30市町村における「接骨院(公社)」の分布及び運営の現状を公開されているホームページなどの広告内容を資料として,柔道整復療養費の運用状況を調査し,減少要因を明らかにする。【方法】①「(公社)接骨院検索東京MAP」の検索ページを用いて,会員登録されている接骨院の分布状態を把握するために,[Geocoding and mapping(埼玉大学教育学部人文地理学谷謙二研究室)]のフリーソフトを基にして「接骨院一覧入力シート」を設けて,接骨院名,住所,施術内容を東京都の地区ごとに整理,入力して地図上にプロットした。②プロットする際には,接骨院の運営形態を,それぞれの接骨院のホームページ(インターネット検索調査)に掲載された業務内容をアイコンの色と形により分類した。③東京都内における昼夜間人口比率の高い渋谷区(240.1%),比率が低い杉並区(85.1%)及びその中間となる江東区(122.2%)の3区を抽出し,詳細地図に分布状況及び業務内容を図・グラフに表した。【結果と考察】①東京都における接骨院(公社)の展開状況は,都内全域にわたり1,118件が開設されており,運営形態の特徴については,「保険取り扱い」,「自費のみ」及び「保険と自費併用」などの運営方法がとられ,「保険と自費併用」する接骨院が全体の75.3%となっていた。②渋谷区では,痛みを保険で行う傍ら自費,美容,福祉などをさまざまに組み合わせて運営している接骨院が57.9%存在しており,多岐にわたる運営形態が確認された。杉並区では,痛みを保険で行う傍ら自費,美容,福祉をそれぞれ組み合わせて運営している。また,保険を用いずに「自費」のみが,2件(4.3%)存在していることも分かり,この地域では「痛み」に対する施術(保険・自費併用)を中心に運営されている。さらに,開院場所が駅近辺に集中していることが分かった。江東区では,「保険,自費併用」は32件(88.9%)と最も多く存在していることが分かった。また「福祉関係」の業務は行っていない。【まとめ】近年における柔道整復療養費申請額が減少傾向にあるのは,「療養費を適用」して施術を行うことが基盤となっているものの,「自費で行う施術」を併用させるなど,柔道整復師による積極的な運営上の工夫によるものと考えられる。